こんにちは、ミサきちです。
先日、体調をくずして、1週間ほど仕事をお休みしました。そのとき使ったのが「傷病手当金」という制度です。
わたし、この制度を「コロナとか、感染症のときにしか使えないものだ」と思い込んでいました。でも実際は違ったんです。同じように誤解している人も多いと思うので、体験と一緒に、制度のことも簡単に書いておきます。

声が出なくなって、咳が止まらなくなった
きっかけは、声がまったく出なくなり、咳も止まらなくなったこと。
「少し休めば治るかな」と思っていたのですが、なかなかそうもいかず。今晩夜勤だけど大丈夫かなあと思って受診したところ、先生から 「仕事はできるなら休んだほうがいい」 と言われました。
声が回復するには1日2日ではむずかしいうえ、体のだるさも強くありました。喋る仕事でもあるので、無理をしても悪化させるだけ。思いきって、声が出ないながら、勤め先に電話し、休みをいただくことにしました。
「感染症じゃないと使えない」は、思い込みでした
ここで知ってほしいのが、傷病手当金のこと。
傷病手当金とは、簡単に言うと——
仕事以外の病気やケガで働けなくなって、お給料がもらえないときに、健康保険から生活を支えるお金が出る制度。
わたしはコロナにかかったときに初めて使ったので、「感染症のための制度」だと思っていました。でも実際は、感染症に限りません。
大事なのは「お医者さんが『働けない』と判断したかどうか」。だから、わたしのような声・咳・倦怠感でも、対象になったんです。急性咽頭炎だったかの診断でした。ちなみに、心の病気(うつなど)でも、医師が働けないと認めれば対象になります。
もらうための条件4つ
ざっくり言うとこの4つです。
1. 仕事以外の病気やケガであること(仕事中・通勤中のケガは別の制度)
2. お医者さんに「働けない」と認められていること
3. 連続して3日休んだあと、4日目以降も休んだこと(最初の3日間は「待期」と呼ばれ、ここは支給されません)
4. 休んだ期間、お給料が出ていないこと
わたしの休み方、有給と組み合わせました
わたしの場合は、こんなふうに休みました。
• 最初の3日間は、有給休暇を使った
• そのあとの4日間を、お休みにした
実はこの「最初の3日を有給にして、4日目から傷病手当金に切り替える」というのは、損の少ない、かしこい使い方なんだそうです(最初の3日は、有給を使っても『待期』としてカウントされます)。結果的に、うまく休めていたようで、ホッとしました。
診断書はこうやってもらいました
「診断書って、どうやってもらうの?」というのも、気になるところですよね。わたしの実際の流れを書いておきます。
まず、休むと決めたとき、クリニックで先生にこう相談しました。
「何日か仕事を休むので、傷病手当金を申請しようと思うのですが、診断書を書いてもらえますか?」
すると、「職場に聞いてもらって、必要なら書きますよ」という返答でした。
そして、職場に復帰し、傷病手当金の申請をしたいと職場に相談。その後、もう一度クリニックへ。
「◯日から仕事に復帰しました。診断書をお願いします」
とお願いしたところ、無事に診断書をもらうことができました。
ポイントは、まず職場に「何の書類が必要か」を確認しておくこと。必要な書類は、勤め先や健康保険によって少し違うことがあるので、先に聞いておくとスムーズです。(診断書には、文書の作成料がかかる場合があります。)
気になる金額は?
傷病手当金でもらえるお金は、だいたい、お給料の3分の2くらいが目安です。
全額ではないけれど、「働けない期間、収入がゼロになる」のと「3分の2でも入ってくる」のとでは、安心感がまったく違います。おかげで、お金の心配をせずに、しっかり休むことに集中できました。
休んだからこそちゃんと回復できた

休養中は、とにかく声を使わないようにして過ごしました。喋らなかった分、のどが少しずつ回復して、復帰の日には、声も体もすっかり元通りに。
もし傷病手当金を知らなかったら、「お金が減るのが不安だから」と、無理やり仕事に復帰していたと思います。そうしたら、たぶん悪化させて、もっと長引いていたはずです。
さいごに
「傷病手当金は感染症のときだけ」——これは、わたしがしていた大きな勘違いでした。
医師が「働けない」と判断すれば、いろいろな体調不良で使える、心強い制度です。もし今、「体調が悪いけど、お金が心配で休めない」と思っている人がいたら、一人で抱え込まず、まずは受診して相談してみてください。
制度の細かい条件は加入している健康保険(協会けんぽや健康保険組合)によって扱いが違うこともあるので、実際に使うときは、勤め先や健康保険の窓口で確認してくださいね。
無理をせず、休めるときにしっかり休む。これも、自分とお金を守る大切な力だと思います。



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